お知らせ

 独立行政法人労働者健康安全機構では、労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでおります。「労災疾病等医学研究普及サイト」では、これまで実施してきた研究成果について掲載しています。

 今回は「女性外来のモデル・システム開発に関する研究」をご紹介します。

 女性の職場進出によって産業保健においても就労女性の視点からの調査研究は重要課題と思われます。
 様々な職種、職場で働く女性が増加するにつれ、更年期障害や職場のストレスで体調の不調を覚えながら、男性医師に相談することへの心理的抵抗感及び羞恥心から医療機関への受診を先延ばしにして、症状を悪化させてしまうケースが多いといわれています。
 こうした働く女性が抱える身体・精神面の問題に応え、職場における働く女性のQuality of Working Life (QWL)の向上を図るため、理想的な女性外来のモデルシステムを構築する目的でアンケート調査を行い、働く女性の疾病・健康管理について検討を行いました。
 なお、労災病院(6施設)では女性医療スタッフのみで構成された「働く女性専門外来」を開設し、働く女性が受診しやすい環境を整備しています。

詳しくは以下のリンクからご覧ください。
      http://www.research.johas.go.jp/jyosei/10.html