お知らせ

 働く人たちが、月曜日の午前に心血管事故の発症が多いことは知られていますが、
これまでその原因などについては不明でした。
 労働者健康安全機構では、旭労災病院の木村院長が中心となり、労災病院のスケー
ルメリットを活かして全国29の労災病院と協同で平成26年度から3年間かけて症
例収集を進めてきた結果、労働者の月曜日の午前にダブル・プロダクト【W-P:
収縮期血圧×脈拍数】が上昇することを明らかにしました。
 プレミアム・フライデーがスタートしましたが、月曜日の仕事量抑制が勤労者の心
血管事故を予防し、QOLを改善する上での重要性が示唆されたものです。
 また、この研究結果は既に日本高血圧学会誌の「Hypertension Research」にも
掲載されています。

詳しくは→職場高血圧に関する調査研究結果の概要へリンク
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